2023年秋公演出演者募集およびオーディションワークショップ開催
bug-depayse(バグ-デぺイズ)は2023年初頭から舞台芸術を様々な視点から捉えアプローチするワー
クショップの開催や、日々のレッスンとして開かれた形でのどなたでも参加できるリハーサルなどを
行ってきました。コロナウイルスによる社会的な閉塞的な状況も落ち着いてきたことから.コロナ感染
症につきましては検温、換気、消毒、マスクなどの対策を実施しながら2023年11月に作品を発表す
ることになりました。それに伴い出演者の募集を行います。出演者の方々と舞台芸術の社会に及ぼす
可能性を、作品を通じて模索していく所存です。ともに社会という荒野を生き抜くために舞台芸術に
何ができるのか、何を起ち表すことができるのかを共有できることを願っています。どうかぜひいい
出会いでありますことを願って止みません。
今後ともbyg-depayseをよろしくお願い致します。
『椅子に座る』我動かぬ、故にわれあり(仮題)について
本作品『椅子に座る』我動かぬ、故にわれあり(仮題)は2022年に上演されたOM-2との共同製作作品『椅子に座る–Mの心象スケッチ–』をbug-depayseが大胆に解釈しなおし、椅子に座るという至極ありきたりな人間の所作に焦点を当て身体とテキスト、メディアアートをミクスチャーしたパフォーミング作品として製作します。出演者は老若男女健常者はもちろんのこと、障がいを持った方々にも出演していただき椅子に座るという人間のありきたりな所作が社会性を帯びつつ舞台上で繰り広げるメッセージ性の強い作品になることでしょう。
わたしは舞台上において人間は平等に存在していると考えていますが、観客の視点、観客そのものは社会性を帯びた存在であると考えています。つまり観客が舞台上の人間達を選定するのです。その社会性を帯びた観客に対し、出演者のみならず舞台上の様々なメディア・美術・装置などが出演者とともに舞台空間を構築し、マイノリティが確信犯的に社会に対して放つメッセージや舞台上で繰り広げる多様なパフォーマンスによってbug-depayseが一連の作品に共通して掲げているテーマ群「人間とはかくも愚かで愛すべき存在である」「舞台空間における沈黙や静寂、言葉にならない人間の声や身体の重要性」「物語性を回避し抽象的なイメージの舞台空間を構築する」「権力・差別に抵抗するための舞台芸術」といったようなことが舞台上に顕在化した作品になります。
宗方勝(bug-depayse主宰・総合演出)
題名:『椅子に座る』我動かぬ、故にわれあり(仮題)
公演日程:
2023年11月24(金)–26日(日) 計4回公演
11月22日(水)小屋入り
11月23日(木)仕込み
11月24日(金)ゲネプロ/19:30
11月25日(土)13:30/18:30
11月26日(日)14:00/終演後後撤収作業
公演場所:
シアター・バビロンの流れのほとりにて
〒114-0003 東京都北区豊島7-26-19
HP
http://www.tokyobabylon.org
《募集要項》
– 俳優、ダンサー、パフォーマー計6名程度を募集します。
– 公演全体では11名~12名程度の予定。
– 舞台創作に積極的に取り組んでもらう方。
(bug-depayseの作品創作では障がいをお持ちの方や外国籍の方も過去に出演いたしております。そのため他メンバーとの協調性や各自のフォローアップなども含めた積極的な舞台創作が求められます。集客や宣伝に積極的に取り組んでいただける方。チケットノルマなどはございませんが集客による収益によって製作しておりますのでご協力お願い致しております。)
– 年齢・国籍不問。学生可。
(未成年の方はご家族の承諾をおねがいします)
– 身体・精神の障がいをお持ちの方もご出演可能です。
(事前にお体の状況をお伺いし、製作者側で配慮、準備すべきことなどについて打ち合わせをさせて頂きます)
– 外国の方は多少の日本語及び英語のコミュニケーションができる方。
〇ハラスメント防止に積極的に取り組んでいただける方。
(プロダクションサイドもハラスメント防止に積極的に取り組んでまいりますのでご協力お願いします。)
〇稽古参加に関しましては全稽古日程の80%をおねがいします。
(やむを得ない事情[身体・精神事情、ほかの公演が短期間入っているなど]のある方もご相談が可能です。オーディションワークショップの参加を必ず一回以上お願い致します。その後、面談の上決定させていただきます。)
〇事務所所属の方は出演決定以前に事務所側の承諾を必ずおねがいします。集客ついてはチケットノルマなどはありませんが、積極的な集客(平均15名程度)を任意でお願いしています。
〇出演者ギャランティについては以下の通りです。
(交通費などの支給はありません)
チケットバック制:
一般前売/当日 チケット1枚につき500円バック
学生/障がい者 チケット1枚につき300円バック
オーディションワークショップ開催日程:
参加希望の方は事前に簡単なプロフィール(氏名・所属団体・どの分野で活動されているか・参加希望日:複数日可)を添えてメールまたはSNSのDMなどで送付してください。
7月15日 13:00~17:00 練馬区関町北地区区民館
7月30日 13:00~18:30 練馬区上石神井南地域集会所
8月12日 13:00~17:00 練馬区石神井台地域集会所
8月26日 13:00~17:00 練馬区内の公共施設
参加希望・ご質問は下記までご連絡ください
E-mail|
info@bug-depayse.org
Twitter|
@b_depayse
bug-depayse Open Rehearsal vol.6
開催日時:
2023年6月17日(土)
12:00 参加者集合/アップ
12:30–17:00
*途中適宜休憩を入れます。
場所:
東京都練馬区内の公共施設(西武新宿線沿線)
*応募者には詳細をお知らせします。
応募資格:
- 年齢・経験不問(学生歓迎)
- 役者、ダンサー、パフォーマー等
- その他、ステージパフォーマンスの可能性について興味のある方
- 障がいを持っている方々も大歓迎です。
*勧誘目的、ひやかし、政治、宗教などの発露場所を求めている方などの参加はご遠慮ください。
参加費:
受講料無料
*但し公共施設の利用料を分割して参加者でお支払い頂きます。
応募手順:
参加希望者は簡単なプロフィールをお知らせください。その後、こちらから開催場所や当日の連絡先、当日の具体的な内容をお知らせします。
Archifact x aBiSyEikAh⊆ x bug-depayse
「メディア(映像・音響)と身体」vol.2
本ワークショップは、メディア(映像、サウンド)と身体芸術の共存、共時する空間作りを目指し、 年四回ほどのシリーズとして開催していく予定です。
身体のムーブメントやアクティングをインプットデータとして受け取り、リアルタイムに 映像&サウンドインスタレーションとして空間へアウトプットしていく公開実験となります。
身体とメディアが相互にフィードバックすることで立ち上がる空間から、舞台創作の可能性を 参加者の皆さんとともに追求していきます。
進行・メディアオペレーション:
映像|大場裕介(Archifact)
サウンド|Katsumasa Motoki(aBiSyEikAh⊆)
司会・進行|宗方勝(Archifact / bug-depayse演出家)
使用ソフトウェア、ハードウェア:
TouchDesigner / Azure Kinect / 各種エフェクター、サンプラー…など
《プログラム》
①映像と身体 | ②音響と身体 | ③即興パフォーマンス (各45分)
いずれも、参加者の身体データ(モーショントラッキング、音声データ、表情トラッキングなど)を基にリアルタイムに変化するメディア(映像・音響)を 使用したプログラムとなります。
*企画内容は変更になる可能性もあります。
《募集要項》
開催日時:
2023年6月25日(日)
15:00 参加者集合/アップ
15:30–18:30(3時間)
*途中適宜休憩を入れます。
場所:
東京都練馬区内の公共施設(西武新宿線沿線)
*応募者には詳細をお知らせします。
応募資格:
- 年齢・経験不問(学生歓迎)
- 役者、ダンサー、パフォーマー等
- その他、ステージパフォーマンスの可能性について興味のある方
- 障がいを持っている方々も大歓迎です。
*勧誘目的、ひやかし、政治、宗教などの発露場所を求めている方などの参加はご遠慮ください。
参加費:
受講料無料
*但し公共施設の利用料を分割して参加者でお支払い頂きます。
応募手順:
参加希望者は簡単なプロフィールをお知らせください。その後、こちらから開催場所や当日の連絡先、ワークショップ内容を具体的にお知らせします。
bug-depayse Retrospective!!
bug-depayse立ち上げ20周年を記念してこれまでの活動を記録映像と共に振り返るイベントを開催します。
ゲスト批評家を交えたトークライブ、ゆかりのあるミュージシャンによるLIVE演奏、若手作家による作品上映 and more
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トークゲスト:
大嶋浩(写真批評家)
新井麻木(ギターインプロヴィゼーション)
LIVE演奏:
aBiSyEikh⊆(アビシェイカー)
ASK with 大場裕介(VJ)
作品上映:
森谷颯太
yuki nakajima
(敬称略)
特別ゲストに舞踊批評家の吉田悠樹彦氏と舞踏家Dohriki(動力)氏を迎えて吉田氏の新著『舞踊批評の肉声』を交えたトークを予定
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日時:
2023年5月6日(土)18:30 start
場所:
Art×Jazz M's
東京都国分寺市本町2丁目7-5 明星ビル B1
http://artjazz-ms.com
料金:
テーブルチャージ300円
2ドリンクオーダーをお願いします。
定員20名のためご予約をお願い致します。
参加希望・ご質問は下記までご連絡ください
E-mail|
info@bug-depayse.org
Twitter|
@b_depayse
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「bug-depayse Retrospective」 開催によせて
2000年、反=自由劇場として『わたしの旗は何処へ』(銀座歩行者天国でのゲリラ演劇、作・演出 宗方勝)で演劇という表現ジャンルに飛び込み、2003年にbug-depayseを3人のメンバーで立ち上げてから20年が経ちました。
その間、911からアフガン戦争、東日本大震災、新型コロナウイルス感染症の世界的流行など社会的な状況が様々と起こり、舞台芸術が持つ力の有義性や根拠のようなものがどの時代にも必然性を帯びて求められているのだと時節毎に痛切に感じています。そこで2023年5月6日に過去の作品やテーマ、作品の記録映像や資料などを紐解き、立ち上げ当初からbug-depayseを率いる演出家の宗方勝とその時期毎に関わっていた人たちや見守っていた方々をゲストにお呼びし、徹底的に語りつくし、bug-depayseは一体何を求めていたのか、何を表そうとしてるのかを検証するイベントをこのたび開催することとなりました。
作品自体が現代演劇からコンテンポラリーダンス・パフォーマンスアートとメディア映像や音響を融合させたポストシアターのスタイルに変容し、2010年に丸木美術館企画展「今日の反戦反核展」においてパフォーマンス『ケムリの中へ』を発表。2017年からは重度の障がいを持った方々との共同製作を行い、写真批評家の大嶋浩氏との共作による障がい者施設「やまゆり園」で起こってしまった大量殺人事件をテーマにした『使者たち』を発表(「東京バビロン演劇祭2017」次世代演劇賞受賞)、埼玉県行田市にあるNPO法人CILひこうせんとの共同企画として埼玉県北部の障がい者福祉施設の利用者の方々が出演した演劇作品『新説 雨ニモマケズ—世界の果ての夢物語』を手がけ、より社会性を帯びた問題意識の中から作品を製作してきました。
それらの作品の集大成として2019年には日暮里d-倉庫主催企画「現代劇作家シリーズ9 日本国憲法」において『彼について知っている僅かな事柄』を発表し、障がい者の方々の出演を通じてネーション=ステート及びデモクラシーの中で生きる日本人に突きつけたより高度なレベルでの障がい者をはじめとするマイノリティの問題を舞台芸術という形で発表しました。コロナ禍の中で製作した『PESTIS 拝啓 壁の中から』 は緊急事態宣言に伴い中止(映像配信として発表)にはなりましたが、人間のヒステリックな集団心理を浮き彫りにしリアリティのある同時代的な問題意識にあくなき追及と創作意欲で舞台芸術へと変容させ、その後、OM-2と柴田恵美氏との共同製作『椅子に座る–Mの心象スケッチ–』を発表し、社会と舞台芸術の相互関係を作り上げる作品製作を日々邁進して活動しております。
そこで20年の区切りをもって、これまでのbug-depayseの活動から現在の活動、今後の活動を観客へ提示しつつ、現代日本の社会的問題群をも浮き彫りにするイベントをこのたび開催することとなりました。皆さまのご参加のほどよろしくお願いします。
宗方勝(bug-depayse主宰)
bug-depayse 2023 ワークショップ vol.1
bug-depayseでは2023年から定期的にワークショップを開催し舞台芸術を様々な視点から模索していきます。
舞台に在る、舞台に立てる身体や声の探求、感覚や・感情のコントロールを目指し、舞台に存立するとは? を参加者とも追及します。
講師
宗方勝(bug-depayse主宰・演出家)
日時
1/21(土)13:00–20:00
1/22(日)13:00–18:00
*適時、休憩を入れ換気を行います
場所
東京都練馬区内(西武新宿線沿線)の公共施設
*応募者には詳細をお知らせします
応募資格
• 年齢・経験不問
• 学生歓迎
• 障がいを持っている方々も大歓迎です
役者、ダンサー、パフォーマー等、舞台に出演したいだけではなく、真の意味で舞台に立つこと、存立することを志している方、より表現者としてスキルアップを求めている方など
*開催二日間のご参加をお願いします。どうしても一日だけ、もしくは途中入退場が必要な方はご相談ください
*勧誘目的、ひやかし、政治、宗教などの発露場所を求めている方のご参加はお断りします
参加費
無料
*公共施設の利用料は参加者間で分割してお支払いいただきます
応募手順
参加希望者は簡単なプロフィールをお知らせください。
その後、こちらから開催場所や当日の連絡先、ワークショップ内容を具体的にお知らせします。
参加希望・ご質問は下記までご連絡ください
E-mail
aruto1970@yahoo.co.jp
Twitter
@bugdepayse
OM-2×柴田恵美×bug-depayse『椅子に座る–Mの心象スケッチ–』は終了しました。
『椅子に座る』‐Mの心象スケッチ‐
『PESTIS 拝啓 壁の中から』配信開始!
緊急事態宣言に伴い中止となった『PESTIS 拝啓 壁の中から』の記録映像作品が完成しました。
PESTIS 拝啓 壁の中から|特設サイト
2021年5月23日
拝啓 壁の中から 予告編
2021年5月7、8日に発表予定だったbug-depayseの舞台作品「拝啓 壁の中から」は4/25日からの緊急事態宣言発令に伴い中止になりました。
そこで私たちは上演内容を映像記録として今後製作し発表することになりました。
公開は7月を予定しています。
その映像作品の予告編です。
予告編第2弾
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予告編第1弾
VIDEO
非常事態宣言発令による bug-depayse2021年度公演「ペスト 拝啓、壁の中から」
開催中止のお知らせ
平素、皆様方にはbug-depayseの創作活動に大変なご協力とご関心をいただき誠にありがとうございます。
この度、2021年4月25日よりの緊急事態宣言に伴い、公演の開催が困難として公演開催中止の決断をいたしました。
開催予定劇場側もbug-depayse側も、苦渋の決断としての公演中止であります。
関係各位、ご来場を楽しみにされていたお客様には深くお詫び申し上げます。
わたしたちの公演は5月7日と5月8日の2日間の予定でした。
3月からの稽古中は、感染予防対策に努めて無事に本番まで残り2週間という時期でリハーサルも佳境に入り、出演者、スタッフもいよいよ本番に向けてとクリエーションが進んでいた矢先のことであります。
出演者、スタッフの皆さんには創作への情熱とコロナ過での創作現場での感染予防対策への慎重かつ冷静な対応には感謝しかありません。
皆様本当にありがとうございました。
チケット払い戻しに関しましては下記メールにてご連絡を下さりますようお願い致します。
aruto1970@yahoo.co.jp
どうか、今後のbug-depayseの舞台芸術への活動を暖かく見守っていただけますよう重ねてお願い申し上げます。
皆様方のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
2021年4月25日
bug-depayse 宗方勝
「拝啓 壁の中から」イメージ映像1
VIDEO
「拝啓 壁の中から」イメージ映像2
VIDEO
bug-depays「bad seeds」終了しました。
2020年1月25日(土)・26日(日)
東京バビロン主催企画
「Performing Arts Case #01」
にて新作発表します。
会場:シアター・バビロンの流れのほとりにて
住所:東京都北区豊島7-26-19
「Performing Arts Case #01」の詳細については
こちら
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