kemuri

kemuri-ケムリ


東京バビロン演劇フェスタ#02『神なき夜に・・・』―戦争が残したもの 参加作品
7月30日(金)〜8月1日(日) 会 場:pit 北/区域


棒っきれ。ただただ、世界の外にあるかのように・・・
ダンス・パーフォーマンスアート・演劇・美術・音楽・映像をミクスチャーして、作品のテーマに各参加者が自己の表現を用いて深く掘り下げていく作品である。
そのため、ストーリーを用いず、抽象的な概念や現実的な事柄から、ここに在る「私」というものの可能性を探っていくことで、観客との共通認識や感覚を生み出し、作品テーマを空間化させる。
今回のフェスは戦争をテーマにしているため、作品はこのテーマに向き合った上で参加者が各自の表現を用いて、この大文字の戦争から、舞台芸術に何が可能なのか?=人間が起こす戦争に私たちはどう向き合っていくのかを探っていきたい。


ケムリとは何か?
bug-depayse 宗方勝

kemuriをみるということは、生者の特権かのようにも思われる現象である。
その煙の元には何かが存在し、生者はその何かをみずとも、kemuriをみつめることで己の生を噛み締める。
そして、そのkemuriとの関係とは、やがて己を包み込むであろうkemuriとの恐怖という名の距離感なのかもしれない。この生者と死者の関係が表象されるかのような煙という概念から、生き死という倫理的な意思の力、生きるものは殺さなければ生きていけないといった生の戒律との向き合い方、戦争というシステム論ではない表現者個人と戦争概念との闘争を探っていきそれらとの相対性が空間化された作品である。
私たちは殺さなければ生きていけない。
平和とは戦争が手厚く招く来賓者である。
戦争が無残で残虐で卑劣を極めれば極めるほど平和の尊さが浮かび上がってくれればいいのだろうが。
しかし、平和が尊大であっても戦争の規模はそれに比例するものではない。
我々は舞台という制度的な場に立ち、それぞれの生き死の観点から戦争のシステムと向かい合い、戦争の力作用に表現という力作用で抵抗する。
この作品は、ひとつの闘争の現れである。

■キャスト・スタッフ
【総合演出・舞台監督・美術】宗方勝 (bug-depayse)

【出演】野澤健・野本翔平・橋本京子 (共にbug-depayse)
オカザキ恭和・岩崎一恵・秦真紀子・山本美緒・玉井勝教 (劇団芋屋)

【演出補】辻響平

【映像監督】二宮直也

【照明監督】庭田悠甫

【音響】二宮直也・宗方勝

【楽曲提供】富永蔵人・岩永洋輔・鈴木健一・二宮直也・新井麻木

【Voice】風香・Jeremy Laughlin

【記録写真】名鹿祥史

【宣伝美術】小笠原幸介

【製作】bug-depayse

スタッフ・キャストプロフィール(blog)

■タイム スケジュール
7月30日(金) 19:30
7月31日(土) 15:00/19:30★
8月1日(日) 14:00★/18:30
※開場は開演の30分前
★…開場中に直方平ひろとのオープニング パフォーマンスあり

■チケット料金,
前売 2,500円/当日 2,800円
※障害者割引 前売・当日共 2,000円 介助者無料
※外国人割引 前売・当日共 2,000円 要証明書

■公演場所
pit 北/区域(東京都北区王子1-13-18 B1,2F)

JR京浜東北線「王子」北口より徒歩2分
東京メトロ南北線「王子」5番出口より徒歩0.5分
都電荒川線「王子駅前」より徒歩5分


フェスティバルHP
http://www.h7.dion.ne.jp/~babylon/black_28.htm

kemuri HP
http://www.bug-depayse.org/kemuri.html

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