ナンゾザランヤ8義援金報告

ナンゾザランヤ8にて実施しておりました「東日本大震災」被災地支援を目的とした募金募集について、その募金総額を報告いたします。物販販売、募金箱、ナンゾザランヤ8売り上げの一部を日本赤十字社を通じて義援金として寄付いたしました。見に来て頂いた皆様、また物販販売にご協力頂いた方々、多くのご協力をいただき誠にありがとうございました。

募金総額

50,059円





関係各位様


ナンゾザランヤ8開催について


ナンゾザランヤ総合デレクター 宗方 勝


4月2日、3日に行われるナンゾザランヤ8は協議を重ねた結果、3月22日現在、粛々と開催することとします。出演者の10代~20代の若者たちも全員参加予定です。未曾有のこの災害の被災者に、私たちは微力ながらも何か役に立てることはできないかと考えた結果、このイベントの開催中、参加アーティストや有志で協力していただく方々の作品の物販販売と、募金箱を設置しての募金集めをすることとし、そしてその収益と募金を、合わせて被災者義援金にさせていただくことにしました。
そして後日、物販販売の収益額と皆様から預かった募金額の明細(送付団体名や金額など)をHPやメーリングリストなどでお知らせいたします。
現在、参加アーティストの若者たちの中には、イベント前日までに被災地へボランティアに行こうと計画している方や、東北のほうで地震に合い暫らくの間、停電の中での生活を余儀なくされていた方もおり、皆様々な境遇の中で必死に生きています。それは関東に住んでいても同様であり、この災害を通じ、必死に感じ、考え、生きている若者たちが今回の出演者です。ですので私自身、そういった若者たちが集まり作品を発表する場を、中止にすることは出来ません。
あえて、この状況下でイベントを続行することで、観客も含め、皆が集まり、意識を共有し、対面で言葉を交わすことの必要性を認識することはこのイベントの目的でもあると考えています。
ご批判もあるかとは思いますが、皆様のご理解とご協力を何卒宜しくお願い致します。
そして何より、現在も困難を極めた暮らしを余儀なくされている被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申しあげるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申しあげます。


2011年3月22日


ナンゾザランヤ8

開催日
2011年4月2日/3日
4月2日 (土)
18:00スタート予定
4月3日(日)
18:00スタート予定
タイムテーブルなどの詳細は後日お知らせします。

開催会場
オルタナティブスペースRAFT
http://www.purple.dti.ne.jp/raft/
住所 〒164-0001 東京都中野区中野1-4-4 1F
TEL/FAX 03-3365-0307

入場料金
事前予約:2000円 当日:2500円
(30席ですので、当日の方は立ち見になる可能性もあります)

チケット予約
bug-depayse事務局
aruto1970@yahoo.co.jp

パフォーマー(開催時間中、横断的にパフォーマンスを行うアーティストです)
野本翔平(bug-depayse)
今回の方法論
ステージ上で、「自分が着ているもの全部を、順番に、脱いで、洗濯して、乾かして、また着る」という行為をメインに行います。
ステージ左手奥のあたりに自分と洗濯用のタライなどが置ける分のスペースをもらい、その付近に洗ったものを干すためのロープを張りそこに乾かしていきます。途中、洋服を全部脱いで洗っている間だけ全裸になる時間帯があります。
詳細な、時間配分、空間構成など面談のときにお話します。

直方平ひろと(なおかたひらひろと)
今回のインスピレーション
世界の様々なみえないものを、舞台全体を使って表出させようとする。そのことで舞台と舞台以外の境目は曖昧になる。それは舞台が野外に変わるということ。風も吹き、鳥も鳴く。舞台から野外に早変わり。風・鳥・いろいろ、色々。建設中の世界へようこそ。
実際のパフォーマンス内容や空間の構成、時間配分などの詳細は面談のときにお話します。

参加アーティストのプロフィールはこちら(ブログ)

イベントコンセプト
「ナンゾザランヤ」とは舞台芸術、コンテンポラリーアート、映像を主なジャンルとするグループbug-depayse主催のアートイベント。小規模ながらも、多言語をコンセプトに出演者を広く募集し、多ジャンルの融合、共存、横断を図り実験作の発表や、クリエーター同士の交流も含め、よりクリエイティブなアートイベントを目指す。
8回目となる今回は、前回に引き続きbug-depayseが 空間を作り、そこに各参加者が各自の表現をぶつけていくという形式をとり、bug-depayseによって作られた空間と各参加アーティストとの融合・共存・横断を図る。
前回は「記憶」というテーマのもとに彫刻と絵画のインスタレーションによる空間を作った。今回は「王国」というテーマのもとにパフォーマンスアートによって空間を作る。今回は2名のパフォーマーがそれぞれ一日ずつ担当し、彼らの「王国」というテーマに沿ったコンセプトに基きパフォーマンスが行われる。その中で各参加者の作品時間を割り振り作品を発表してもらう。
(パフォーマーの詳細は下記参照)
いわば、王国が新たな王国を形成していくのか?または崩れていく様が繰りひろげられるのか?を観客とともに体験していくのである。以上のことから、参加アーティストにとって、前回のインスタレーションによる空間が一方向的なものであったのに対して、今回のパフォーマンスによる空間は双方向的なものになる。そこで2名のパフォーマーは、それぞれパフォーマンスのコンセプトやマテリアル(使用する物)を事前に決定し、参加アーティストに事前提示することで、即興性を若干打ち消しつつも、異ジャンルの双方向的な表現空間を形成することで、その場でしか起こらないような偶然性や突発的な表現を起こす。まさにその表現者の空間構成や作品形成が「王国」の興亡そのものとして立ち起こるわけである。
そのために参加アーティストとパフォーマー及びbug-depayseはイベント当日までの数ヶ月の間に各参加アーティストが必要に応じた議論・稽古を行い、即興性を完全には打ち消すことなく、空間を共有することを試みる。